マントルが破れてしまい、そこから噴き出した強烈な炎によってホヤがひび割れ (一部溶け) て使い物にならなくなってしまったホヤ。こんな風に一部溶けてしまうのです。
そこで、ステンレスメッシュにすることにしました。ステンレスなら割れないし、ヒビ割れもしませんから。
ステンレスのメッシュは以前コールマンのランタンで作ったことがあります。
コールマンでは貴重なグローブをマントル割れでヒビを入れてしまったことがありました。
廃盤なのに・・・・僕がメッシュをお勧めする理由はこれです。
ステンレスメッシュを取り付けたランタン。
それにしても、この青い輝き。素敵ですねー。
メッシュ仕様の点火。
まずはマントルの取り付け。
ペトロに替えてコールマンの「CL1」で使用している評判の良いマントルを装着しました。ペトロより丈夫と聞いています。
これはゴールドトップという古いマントルです。上の部分が切れてますが、「ソックスタイプマントル」と書かれています。番号は21A101J
なんでもゴールドトップの方が明るいらしいのですが、これも小生にはわかりません。」とありました。ほう、そうなんだー・・・
ポンピング
予熱バーナーに着火する際、圧力をかけ過ぎて激しい火柱になってしまうと思うので 、最初からそんなに圧力をかけなくてもいいのかもしれません。
ネット動画でもそんなに圧をかけないうちに予熱バーナーに着火しているように見えました。 着火したら炎を見ながらポンピングすればいいのかもしれません。)
マントルが白くなったので本格的に予熱作業。圧力が下がるので、さらにポンピング。
いいぞ、いいぞ・・・。
そして予熱完了。真夏なので90秒も予熱していません。
メインバルブをゆっくりとあけていきます。
メインバルブに点火。すぐに予熱バーナーを消します。
さらにポンピング。炎は安定しています。
しばらくして消火。圧力計に付属しているネジで圧力を開放します。
トップフードなどの検証を行います。あの「青色」だったフードの色は今回の点火によって色褪せています。
ステンレスメッシュはどうなったかというと。
ガラスホヤの場合もものすごい熱を浴びせられるのでしょう。
見栄えは悪いのですが、メッシュの方が壊れる心配は皆無だし、実践向きに思えます。
観賞用にはガラスホヤにすればいいだけ。
そして気になっていたマントル。破れていません。健在です。
さすがコールマン。もうペトロのマントルには戻れません。
この後も圧力計の針が動かなかったり、ポンプがスカスカになったり、トラブル続きでした。ポンプカップを交換しました。
ところが、Amazonで販売しているのは、これ。
《Amazon》
違いますね。
さて、このランタン。使う人がしっかりと手入れをしてあげないとダメみたいですね。
ランタンに限りませんが、どんなものでもしっかりと丁寧に手をかけてやる・・そうすれば応えてくれる。改めて、そう感じました。
追記:2020.5.30
コールマンのスタンドに吊るしたゲニオールランタン。
2018年。特に問題なく、点灯できました。じゃじゃ馬ではなくなった?
追記:2020.10.3_メッシュホヤの製作⇓